梅雨入り前の青空

今朝はとても気持ちよく晴れて（風は強いですが）

アトリエからは赤城山や浅間山の稜線がきれいに見えました。

「山の稜線」というのも私の大好きな対象物です。

昨日、新しく入会された方が富士山の稜線を描きながら、首をひねっていらっしゃいました。

見慣れているはず、知っているはずだけど、描くと「実はよく見ていない」ことに気づくものです。でも、次に富士山をご覧になった時は、その稜線を「描くものの立場、絵描きの目」で、なめるようにご覧になって、細かな色合いからバランスまで、きっと深く楽しく意識の中に刻まれることでしょう。

ものの見方が変わること（わかること）が、絵を学ぶことで得られる最も素晴らしい技術？だと私は思います。「絵描きの目」　になると、世の中は本当に面白く興味深いものばかり。

実際描くかどうかは別として、毎日が豊かに楽しくなることは間違いないと思います💛

さて今朝も、大風で空気が澄んで美しい！

遠くの景色というのは青みがかかって見えるものですが、その青が重なる稜線の距離によって遠くから青の濃淡の帯を作る感じがたまらん💕といつまでもぼーっと眺めています。

昨日の熊谷クラスで5月のキリンつくしも終了しまして、気持ちはまた来月のテーマに行こうかというところです。

ここ数年の感覚に比べて今年はまだ暑さが足りない・・・

来週の気温予想が低い・・・

ということでちょっと決めかねながら、天気予報とにらめっこでカリキュラムを仕上げています。

アトリエのベランダから見える赤城山