季節や気温、湿度は描く絵に影響を与えます。
プロの場合は、そこを想像力で乗り切ることが大切。
俳優さんたちが、真夏のロケだというのに、真冬の衣装に身を包みながら涼しい顔で演じている姿、そうそう、ああでなければ・・。それでも修行の足らない私にとって、毎夏に真冬の絵は厳しく、後で見るとおかしなものが多いです。
絵を楽しみに来てくれる生徒さんたちには、そんな無理をしてもらう必要はありません。
その時に心地よい色やモチーフを描いていただくことがベストです。
当教室では、22年前から、季節を味わいながら絵を描いていただいています。
夏は、青系など寒色と呼ばれる色が人気。科学的に体感温度を下げることが立証されています。その反対に寒い時は赤系の暖色。皆さん知っていますよね。
四季があると言われている日本はすべての色を順番に味わえるところがステキだったのに。
ここ数年、一年の半分は「青系」になってきています。
「赤系」の色を思い切り味わいたいような月が少ない!
色としては、赤系は大好きなのに、メインに持ってくるタイミングが難しいです。
10月は前半クラスは青系、後半のクラスでやっと紅葉の赤や黄色を使うことができました。
秋の複雑な色はパステルで表現すると本当にステキ♫秋ならでは味わえる深い色も大好き💛たくさん味わってもらえるといいなあ、と思うのですが。
年末はクリスマス・お正月系の絵が必須。これは外せない。
今年の講習はあと2回しかないのに💦
日本、前から11月から年末のスケジューリングが忙しすぎると私は思っていましたが、
さらに季節も大きく変わってしまってますます「秋」が味わえなくなっていますよね。
もっと「秋」が欲しい!泣
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