コロナ禍で教室は半分に縮小、生徒さんの数も半分に減りました。
定員も半分以下になり、前とは教室の雰囲気も少しのんびりと変わったかな。
世の中は、元に戻ろうとしている感じもありますが、、、
なんだか、私は今の感じが落ち着くし、一人一人とよく向き合えるので、このままでいいかなあ、と思っています。
そりゃ、定員を増やして一度にたくさんお教えした方が、儲かりますが(笑)
当教室は、
「絵画の技法をお教えする」ことももちろんしていますが、
基本は、パステルによる絵画の色彩を味わうこと等で得ることのできる
「アートによるリラクゼーション」が目的です。
自分と向き合い、楽しみながらアート作業を行ったことにより、結果として
「その人にしか描けない個性のある美しい作品が出来上がる」わけです。
生徒のWさん、1年程前から酸素を携帯して鼻カヌーレを常時装着されています。
教室に着くとしばらく休憩されてから、制作に取り組みます。
通常1時間程度で出来上がる絵ですが、疲れるので30分くらい、ゆっくり、休憩しながら味わいます。
「私は才能ないから(人生の先輩方は皆さん大変謙虚でなかなかご自分をほめません(笑))」
と言いつつ、毎回、なかなか素晴らしいセンスのある絵を描かれます。
30分、休憩しながら、他の方より当然手数は少ない絵になるのですが、自分で色を選び、描くところ描かないところ、をしっかり決断します。それが逆に無駄のない、どこかおしゃれだったり、かっこよかったりする絵になるのがすごいです。
爽やかな、ラムネのような味がしそう。グラスもキンキンに冷えて、触ると冷たく手に水滴がつきそうですね💛
私は彼女の絵もとても好きです。
0コメント