朝ドラ(やなせたかしさん)02

やなせたかしさん は穏やかで優しいイメージの方でしたが、実はなかなか熱い人でした。

イラストレーターという言葉が知られるようになってきた昭和の時代、「詩とメルヘン」「イラストレ」などを出版して新しい作風の実力のある人材の発掘にも熱心だったように思います。「詩とメルヘン」や「MOE」など毎月購入していた頃もありましたが、ほとんどは処分してしまっていて少し残念に思いながらも、ドラマが始まり、もしかしたら、、と本棚を探してみたら、ありました!

「イラストレ創刊号」1982年2月発行

私が北海道に住んでいた10代の頃、最初に小遣いで買ったイラスト本でやなせさんが出版したものでした。イラストレーターというものになりたい、と思い始め、美大の受験勉強をしていた頃に買ったのかな?思い入れがあったのか40年以上ずっととってありました。

やなせたかしさんご自身の絵は、それほど・・(すみません)だったのですが、表紙の葉祥明さんのイラストに惹かれて買ったのだと思います。

ああ、この頃から私はこういう「あまりモノが描かれていない地平線の絵」が好きだったんだな~、なんて思いました。その頃住んでいた海の近い町はあまり高い樹が育たない気候だとかで、こんなふうにぺたーんととした大地が遠くまで見える涼しい所でした。

現実に戻ると、

「暑いぞ〇〇!」という、暑苦しい感じのフォントのキャッチコピーがあちこちに見られる今いる街とは大違いなんだわ。。。などと、扇風機ガンガン浴びながらPCに向かっているおばあちゃんがここにいます。人生いろいろ。。

ドラマに戻りますが、これから主人公はご本人同様、熱い男になっていくのだろうか?明日もやなせたかしさんに感謝しながら朝ドラ観ます♡

スタジオび~んずハート&パステル絵画教室(吉祥寺・三鷹・熊谷)

小学生から80代まで幅広い年齢の受講生がアートを楽しんでいます♪